作品内容
中学野球の名作「キャプテン」の続編にあたる、初代キャプテン・谷口タカオ(たにぐち・たかお)の高校進学後の活躍を描いた熱血スポーツコミック。墨谷高校に入学した谷口は、中学時代に全国大会で優勝を果たした試合での負傷が原因でボールが投げられなくなり、墨高野球部の練習をただ眺める日々を送っていた。そんなある日、サッカー部キャプテン・相木(あいき)に勧誘された谷口は、サッカー部へと入部するのだが……!?
『プレイボール』は、ちばあきおによって1973年から週刊少年ジャンプで連載された作品。『キャプテン』でもおなじみの主人公・谷口タカオは、中学時代に右手の人差し指を骨折してしまい、思うようにボールを投げられなくなるという辛い過去を持つ。高校に進学した谷口は、一度はサッカー部に入部するものの、心の奥底にある野球への情熱を捨てきれず、最終的に野球部への転部を決意します。怪我からくるハンデにもかかわらず、谷口は諦めずに努力を重ね、ついにはフォークボールをマスターするまでに至ります。この技術を手に入れたことで、彼はチームの切り札として再びマウンドに立つ機会を掴むことができるようになります。
作品データ
作品No. | 101 |
作品名. | プレイボール |
作者 | ちばあきお |
原作 | ー |
連載開始 | 1973.27 |
連載終了 | 1978.31 | 巻数 | 22 巻 |
この作品は、ちばあきおの代表作『キャプテン』のスピンオフ作品として位置づけられています。
ちばあきおは作品に魂を込めすぎたと言われており、一コマ一コマを切り抜いて床に並べながらコマ割りを決めたという逸話があります。
残念ながら体調不良のためドクターストップがかかり未完になったものの、2005年にはアニメ化がされ、2017年から『プレイボール2』としてコージィ城倉が続編を描いているよ。