作品内容
「ロータスの狼」と呼ばれる一匹狼の走り屋・風吹裕矢(ふぶき・ゆうや)が、さまざまなライバルとスーパーカーバトルを繰り広げるレーシングアクションコミック。夜の街では、暴走族「ナチス軍」「極道連」「影法師」の三大グループが我が物顔で車を走らせていた。愛車のロータス・ヨーロッパを駆る一匹狼の走り屋・風吹裕矢は、彼らに対して次々と勝負を挑んでいくこととなる。ある日、嫌がる女をしつこくナンパする極道連の男に、裕矢はシグナルグランプリを挑んで……!?
『サーキットの狼』は、池沢さとしによって1975年から週刊少年ジャンプで連載された作品。
主人公の風吹裕矢は、愛車のロータス・ヨーロッパを操る一匹狼の走り屋。公道やサーキットを舞台に、ライバルたちとの激しい競争を繰り広げながら、プロのカーレーサーへと成長していく物語。作品中には、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、トヨタ2000GTなど、世界中の有名なスポーツカーが多数登場し、スーパーカーブームの火付け役にもなり読者を魅了しました。
作品データ
作品No. | 117 |
作品名. | サーキットの狼 |
作者 | 池沢さとし |
原作 | ー |
連載開始 | 1975.01 |
連載終了 | 1979.32 | 巻数 | 27 巻 |
『あらし!三匹』『鬼っ子』『風! 花! 龍!』の池沢さとし先生の作品。1970年代後半に起こった「スーパーカーブーム」の火付け役となった作品として知られており、この作品の影響力は非常に大きく、1977年に東京都の晴海で開催されたスーパーカーショーには、4日間で46万人もの来場者が訪れたほどでした。
第1次オイルショックと排ガス規制の強化や富士スピードウェイ観客死亡事故なども重なりスポーツカーブームも下火になり、最終回付近ではアンケートでの作品人気も低下したみたいよ。