作品内容
慶長5年(1600年)夏、関ヶ原の戦いを目前に控え、美作国(みまさかのくに)英田郡(あいだごおり)の若者達は、侍になる最後の機会を伺っていた。この戦で戦果を上げ、百姓から侍に出世しようというのだ。200名に及ぶ若者の誰を大将にするかで揉めるなか、宮本村一番の暴れ者・弁蔵(後の宮本武蔵)が名乗りを上げる。その実力を見せるため、村に逗留していた新当流・有馬喜兵衛を挑発し神社へと呼び寄せるが……。弁蔵を通して青春の苦悩と成長を描く本宮ひろ志版・宮本武蔵!
『武蔵』は、本宮ひろ志によって1972年に週刊少年ジャンプで連載された実在の剣術家である宮本武蔵を主人公とした作品。物語は関ヶ原の戦いから始まり、主人公の弁蔵(後の武蔵)は西軍に参戦しますが、敗北して故郷に戻ります。そこで愛する「お妙」の結婚式を目撃し、怒りに任せて花婿を殺してしまいます。捕らえられた弁蔵に、金地院崇伝が剣の道を示し、弁蔵は武蔵として生まれ変わります。
作品データ
作品No. | 082 |
作品名. | 武蔵 |
作者 | 本宮ひろ志 |
原作 | |
連載開始 | 1972.05 |
連載終了 | 1972.29 | 巻数 | 3 巻 |
管理人
本宮ひろ志は、この時期にはすでに人気漫画家として知られており「男一匹ガキ大将」が大ヒット。掲載時期から計算すると同時並行で書かれた作品のようです。なお、本宮ひろ志先生は週刊少年ジャンプの連載作品11作という少年ジャンプ歴代最多記録を持っているよ。