作品内容
6年連続日本一という偉業を達成したジャイアンツだったが、川上監督はいまのジャイアンツにはいない、荒々しいサムライのような選手が必要だと感じていた。そんな折、二軍選手の八幡のすすめで、川上監督は長島とともに四国の土佐に渡る。そこで、八幡の高校の後輩・番場蛮(バンババン)と出会った二人は、常識では計り知れないその野球センスに惚れ込む。そして後日、川上監督は番場をドラフトで指名する。入団をいったんは断った番場だったが、最終的にはジャイアンツへの入団を決意する。
『侍ジャイアンツ』は、井上コオ(作画)、梶原一騎(原作)によって1971年に週刊少年ジャンプで連載された野球漫画。昭和の時代背景を舞台に、情熱と闘志を持つ若き投手・番場蛮がジャイアンツに入団し、数々の困難を乗り越えながら成長していく姿を描いています。豪快なプレイスタイルと必殺技「魔球」が特徴で、スポーツ漫画の先駆けとして多くの読者に愛された作品。また、アニメ化もされ、幅広い世代に影響を与えた作品です。
作品データ
作品No. | 074 |
作品名. | 侍ジャイアンツ |
作者 | 井上コオ |
原作 | 梶原一騎 |
連載開始 | 1971.36 |
連載終了 | 1974.42 | 巻数 | 16 巻 |
1970年代初頭は、日本のプロ野球界で読売巨人軍が圧倒的な強さを誇っていた時期でした。1972年には日本選手権シリーズ8連覇を達成しています。週刊少年マガジンで『巨人の星』の連載終了から半年後に連載が開始し、アニメ化前提の企画でした。
漫画版とアニメ版で結末が異なり、漫画版では主人公が試合中に亡くなるという衝撃的な結末でしたが、アニメ版ではハッピーエンドとなっているよ。
この時の井上先生のアシスタントに車田正美先生がいたみたい。