作品内容
「だれもが悲しいのなら……人はなんのために生きてきたのか……」
家族を捨てた父、母の狂気、祖父の死……重い十字架を自ら背負い、けなげに生きる少年・土門健。苦難をはねのけ、彼が目指す「理想の村」の行方は……。
『ばらの坂道』は、ジョージ秋山によって1971年に週刊少年ジャンプで連載された作品。主人公の土門健は、家族を捨てた父、精神を病んだ母、亡くなった祖父など、多くの苦難を背負って生きる少年です。彼は「理想の村」を目指して生きていきます。
作品データ
作品No. | 072 |
作品名. | ばらの坂道 |
作者 | ジョージ秋山 |
原作 | |
連載開始 | 1971.34 |
連載終了 | 1972.20 | 巻数 | 2 巻 |
管理人
『現約聖書』連載終了後に連載が開始された作品。主人公の土門健という少年辛い境遇と成長過程が描かれているが、不適切な表現も多く、75年の単行本化以降一度も復刊されない問題作。2011年に再販されましたが、巻末には評論家や精神医師の解説などもあり、そのコメントなども評価が高い。
少年・少女時代に読んでいたら間違いなくトラウマになる作品。
mimi