作品内容
凶悪犯罪専門の警視庁特別犯罪課に所属する、「ドーベルマン」と呼ばれる刑事・加納錠治(かのう・じょうじ)の活躍を描いたハードボイルド・アクション。ハイジャック事件を起こし、乗客全員を人質に取った犯人・三杉(みすぎ)は、かつて自分の片腕を銃で吹き飛ばした刑事・加納錠治の身柄を要求する。そして現場に現れた加納は、三杉の命令によって銃を捨てて全裸にされて……!?
『ドーベルマン刑事』は、平松伸二(作画)、武論尊(原作)によって1975年から週刊少年ジャンプで連載された作品。「ドーベルマン」の異名を持つ冷徹な刑事・加納錠治が、凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いたハードボイルド作品。愛銃のスタームルガー・ニュースーパーブラックホークを手に、時には組織の掟も乗り越え、犯罪者たちを徹底的に追い詰めていきます。当時の少年誌としては過激な描写も多く話題となりましたが、その分、悪に対する正義の鉄槌という痛快さも際立つ作品として、多くの読者の心を掴みました。
作品データ
作品No. | 122 |
作品名. | ドーベルマン刑事 |
作者 | 平松伸二 |
原作 | 武論尊 |
連載開始 | 1975.36 |
連載終了 | 1979.48 | 巻数 | 29 巻 |
平松伸二先生の初連載作品。本作の連載開始時19歳という若さでした。
デビュー後しばらくの間、死神の姿をした「外道マン」というイマジナリーフレンドがいたそうですが、彼は平松先生のためにはならず、常にアシスタントや恋人の悪口を言っていたみたいよ!
4年の連載だったもののページ数が他の連載作品とくらべて約1.5倍と多く、そのため連載年数の割には巻数が多いよ。