作品内容
昭和二十年五月七日、鹿児島県鹿屋基地から沖縄方面の米機動部隊に肉弾攻撃をすべく、五機の零戦が飛び立った。一番機山吹建夫は、愛する妻つや子との束の間の再会の後、「君の命を守るためにぼくは死ねる。きみは、どんなことがあっても強く生きて欲しい。」と言い残して去った。本宮ひろ志が描く、戦争で散った男たちの物語！
『ゼロの白鷹』は、本宮ひろ志によって1975年から週刊少年ジャンプで連載された作品。太平洋戦争末期、鹿児島県鹿屋基地から飛び立った5機の零戦特攻隊の物語を通じて、若くして命を散らすことを余儀なくされた隊員たち戦争ドラマ作品。番機の山吹建夫と妻つや子との切ない別れ、二番機の中山義竜の苦悩など、それぞれの隊員が背負う想いや覚悟が胸を打つ作品となっている。
作品データ
| 作品No. | 125 |
| 作品名. | ゼロの白鷹 |
| 作者 | 本宮ひろ志 |
| 原作 | － |
| 連載開始 | 1975.42 |
| 連載終了 | 1976.25 | 巻数 | 4 巻 |
管理人
本宮先生は前年まで『大ぼら一代』を連載していたよ。更に同年には「週刊プレイボーイ」で『俺の空』の連載も開始しているぞ。
本宮先生は、自身の作品について「絵が下手だ」と述べており、多くの作品で、登場人物の顔以外の部分は他のスタッフが担当していたことを明かしているよ。
kana