1970年代 戦争・平和

グズ六行進曲

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作品内容

グズで泣き虫な少年・グズ六こと大西六郎(おおにし・ろくろう)と相棒の馬・ゴン太(ごんた)の活躍を描いた人情ドラマ。北海道で祖父と暮らすグズ六は、何をやっても失敗ばかりで悪ガキ達にからかわれていた。そんなある日、狂暴な熊に襲われて命を落とした祖父から、その死の直前に九州で母親・柳子(りゅうこ)が生きていると知らされたグズ六は、相棒の馬・ゴン太とともに九州を目指して旅に出るのだが……!?

『グズ六行進曲』は、中沢啓治によって1971年に週刊少年ジャンプで連載された作品。第二次世界大戦中の日本を舞台に、主人公の少年・グズ六の視点から戦争の悲惨さと平和の尊さを描いた物語。グズ六は、戦時中の厳しい生活や空襲の恐怖、家族や友人との別れなど、戦争がもたらす様々な苦難を経験しながら成長していきます。

作品データ

作品No. 067
作品名. グズ六行進曲
作者 中沢啓治
原作
連載開始 1971.18
連載終了 1972.02
巻数 3 巻

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管理人
管理人

中沢啓治先生は、自身の戦争体験をもとにこの作品を創作しました。彼は広島で被爆し、その経験が「グズ六行進曲」を含む多くの反戦漫画の創作につながりました。前年には『オキナワ』『若い嵐』を連載しており、本作品の連載終了後には『はだしのゲン』を連載しています。

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